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2012年4月13日 (金)

ミニチュアゲーム

「ミニチュアゲーム;Miniture Game」というのは
  手数の短いゲーム
という意味で、チェスの用語です。

チェスは最短2手(将棋で言う4手)で詰んでしまう“フールズメイト”に見られるように、一方が悪い手を指せばとても短手数で終わってしまいます。チェスでいうミニチュアゲームとは、大体20手前後で終わる対局のことです。

これはチェスが将棋と違って、駒の効きが多い(飛車+角の動きをするクイーン、角・飛車にあたるビショップ・ルークが2つある)こと、持ち駒による合い駒が利かないことに起因します。

このミニチュアゲーム、チェスではよくあるのですが、将棋ではなかなかない。形勢は傾いてもその後の手数が長くなって、詰みに至るまでは短くても80手くらいかかるのが通常です。横歩取りでは50手くらいで終わってしまったりしまいますが、それは戦型の特殊性でしょう。

ミニチュアゲームは指した本人にとっては気持ちの良いものではありませんが、並べて鑑賞するうえでは意義があると思います。なぜなら、悪手や異筋を的確にとがめた結果を見られるわけですから、手筋の勉強になるわけです。また、自分では「形」と思って指した手でも実際は最善ではなかったりする、その固定観念を破ってくれる意味もあります。

実際、チェスの書籍(洋書)では戦型ごとにミニチュアゲームを10局前後集めて、合計700局くらいをまとめた棋譜集も存在します。

将棋の世界では、まだそういった勉強法の理論が洗練されていない気がしますね。。

さて、今回の一局はミニチュアゲームと言える一局です。相手は(自称)三段の方ですが、入門書にもある筋が通用しています。そういった基礎的な手順は有段でも忘れてしまったり、盲点に入ったりすることはあるものです。

というか、書籍では説明をハショってたりするんで、定跡をなぞってれば知らないまま棋力が上がっていくこともあるわけで。。でも、定跡を外して構想を立てるようになったとき、こういった基本の筋は必ず頭に入れてスキを作らないことが大切になってきます。


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コメント

こんにちは。コメント投稿させて頂きます。

20手目は▽6三銀と上がるのでしょうか?
しかしなるほど▲6五歩は盲点でした。

これからもよろしくお願いします。

早速のコメントありがとうございますcatface今後ともよろしくお願いします。

そうですね、20手目△6三銀なら一局かと。以下は勢いに任せて▲5五歩~▲5八飛と中央から動いていくつもりでした。

最近の矢倉は飛車先不突きが多いので、△3三銀の重要性が軽視されがちな気がします。△6二銀で飛車の横利きが止まっている状態ですと、2二の角が浮くので成立する攻め筋です。

こういう筋を実戦に応用できないまま棋力が上がってしまうのが、定跡丸暗記の弊害だと個人的には思っていますthink

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